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Tipsという名のゴミ箱1−18


今回はラップマッピングについて少々。

実は今回ディープ・ブルーで使うまでラップマッピングは余り使ったことが
有りませんでした。人にしてもメカにしても殆どxyz軸からの平行投影で
マッピングしていました。ラップマッピングだと予想しない歪みが生じる為、
今まで敬遠していました。

しかし、今回ディープ・ブルーにラップマッピングを多用した所、あの手の物を
量産するなら、いちいち個々にテクスチャーを作って位置合わせをしなければ
ならない平行投影よりも、ラップマッピングのが効率が良いのではないかと
いう気になりました。

ただ、余り歪みが大きいのも困りものですので少々ラップマッピングの
歪みの発生理由を考えてみました。


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11−1図
まず、格子状の自由曲面にディープ・ブルーに使ったテクスチャーを貼ってみます。
この自由曲面は縦横の線形状にスムースを掛け、均等な接線ハンドルにしてあります。



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11−2図
縦の線形状の1本を選び、その一つのコントロール(アンカー)ポイントの
接線ハンドルだけ伸ばしてみました。
すると、マッピングに小さいですが歪みが生じています。


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11−3図
そこで何が起こっているのかを分りやすくする為、上下のコントロールポイントの
中間に一つずつコントロールポイントを追加してみました。
すると図の様に接線ハンドルを伸ばしていない部分では内側に新しいコントロールポイントが
引っ張られている。(本当の所は逆で、他の所が正常で接線ハンドルを伸ばした所が
外に押されているわけですが)
この事から、ラップマッピングをしようとする自由曲面の接線ハンドルの長さが
ポイントだという事が言えるでしょう。



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11−4図
次は接線ハンドルの長さはそのままでも、形状自体の大きさを変化させた場合。
この場合でも、形が大きく変化している部分にコントロールポイントを追加して
みれば、新しく出来た線形状が歪んでいるのは容易に想像が付きます。
今回はコントロールポイントからコントロールポイントまでの距離の差によって
新しく出来た接線ハンドルの長さが変わってしまっているものと考えられます。

ただ、興味深いのはコントロールポイントを移動した部分のテクスチャーの 上の方だけでなく、全体が均等に上方に引っ張られている事です。


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11−5図
分り易いようにチェック柄のテクスチャーに変えてみました。
今回も接線ハンドルの長さ自体は変えずにただコントロールポイントだけ移動してます。
やはり、コントロールポイントの間隔の違いは反映されず単に長辺(縦の長さ)が
伸びたのでテクスチャーも均等に伸びただけのようです。
従って形状自体が大きく変わらない形状ならば、伸びる事は有っても歪む事は無い訳で、
接線ハンドルの長さをなるべく均等にする事が大事という事になるでしょう。


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11−6図
と、書いたもののまだ分らない事が多いです。
実はこれ、上のやつの接線ハンドルの長さを一つだけ変えてみました。
結果は11−3図と同じく歪む訳ですが、横の線よりも縦の線が大きく歪み
なにやら接線ハンドルを伸ばした部分に引っ張られているような・・・
何故こうなるのでしょう?横の線が歪むのは分るのですが・・・???



とりあえず、ラップマッピングをして歪んだ時は、歪んでいる部分を挟んでいる
コントロールポイントの接線ハンドルの長さが均一で無い事が考えられます。
また、それらのコントロールポイントとコントロールポイントの間に新しく
コントロールポイントを追加してみて新しく出来た線形状が大きく歪んでいるようなら
接線ハンドルの長さのバランスが悪いと言えるでしょう。
例えば、直線2本の間にコントロールポイントを追加したら、新しく出来た真中の線が
グニャグニャだったとかいう場合。(実はこれよく有ります、私の場合)
まあ私が気が付いたくらいですから皆さんご存知とは思いますが・・・



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